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執筆者の写真三浦 沙矢香

ママ雇用はブルーオーシャン



日本の労働人口が減っている今、まさに人材採用はまるでレッドオーシャン。

多くの企業や事業主が、良い人材を求めて取り合っています。



採用コストをかけて採用しても、すぐに辞めてしまったり、良い条件でしか仕事選びをしない人材を採用すると、より良い条件のところにすぐ移ってしまったり、人材に関するお悩み、とてもよく相談されます。




ママたちの多くは働きたいと思っている

ある会社の調査では専業ママの9割以上が、今後働きたい、もしくは働かなければならないと回答しています。

一方で、 子育て期に働くことに関して、58%のママが子どもに対して罪悪感を感じている。そして、ママが子育てしながら働くための環境は整っていないと思うというママは、働くママで8割以上、専業ママで9割以上と大多数という結果が出ています。


ママスタから抜粋

http://mamastar.jp/special/201710_mamarisa_x.do





そんな中仕事をしたいママたちからは、面接すらしてもらえない。面接まで行けても、小さい子供がいるからと不採用になることが立て続いているようです。



人材採用はレッドオーシャンですが、その中の「ママ」に限っていいますと、ブルーオーシャンです。


弊社は現在スタッフが15名いますが今までにかけた採用コストはゼロ。

紹介採用も多いですし、新たにSNSで求人の発信をしたら5名以上のお問い合わせが入っている状態です。広告ではなく、ただの個人レベルの発信でこれだけ反響があるとは正直驚きです。

インスタでの求人発信

https://www.instagram.com/p/BtMqyIuhKp2/




SNSの発信を見たママたちからは、仕事がなくて困っているとメッセージが来て相談されている状況です。



子供が保育園に入っていても不採用

「子供が保育園に入れられないから仕事が見つからない」というケースは、待機児童問題も絡んでいるので難しいところがあるかもしれません。

ただ、「保育園に子供が入っていても採用されない」というケースが多いことをママたちからの相談で知りました。


その主な理由は「子供が熱を出した時に、休まれては困るから」だそうです。

正直驚きです。




はっきり言いますが、子供が熱を出して休むのは月に1回あるかないか。

私の子どもに限っては、3人いますが半年に1回あるかないかです。


それに、子供が発熱で呼び出しされやすい時期は、一般的には0~2歳の時期がほとんどで

大きくなるにつれて呼び出しの確率はグーンと減ります。

スタッフが休むことにリスクヘッジできていないことは、ママ雇用をしてないにしても問題だと思います。




そういう小さな子供への認識が不足しているから「小さい子供がいるママは使えない」という勝手な固定概念がはびこっているのです。




人材採用にも中長期視点を

さらに言うと、子どもが未就学児の間は働く時間に制限が多くなるかもしれませんが、小学生に上がると、働ける時間も増えます。


人材採用も経営と同じで、短期だけでなく中長期の視点が必要不可欠です。

人材不足だから、育成の時間がない。だから、スキルと経験がある人材が今すぐ欲しい。

それもわかります。でも短期的な視点でしか採用ができていないとするならば、それはとても危険だと思います。


お客様の場合と同じです。短期的視点で新規集客ばかり注力して、中長期視点の離脱率、リピート率、ロイヤルカスタマーへの顧客育成がおろそかになると、安定した経営ができなくなります。

これと採用も全く同じで、短期的視点で今すぐ戦力になる良い人材ばかり求人して、中長期視点のママ雇用や人材を育成することも同時に行わないと、人材が安定しません。



いわゆる良い人材はレッドオーシャンなので簡単に転職もできますし、引き抜きも起こりうるからです。


つまり、求人をあえてママ雇用のブルーオーシャンに絞ることで圧倒的に採用コストが抑えられ、中長期的に採用が安定してくるということを、私は伝えたいです。




働きたいママと人材不足の会社を繋げる

一般社団法人 ブリッジ・フォー・マザーズ立ち上げ中

https://peraichi.com/landing_pages/view/bfm2019?fbclid=IwAR0aILXaf4RsYyPmpevwYAWt6hO2AAurmaQhIdfAJefmSgqcWV1a0iyJgTU


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