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執筆者の写真三浦 沙矢香

スタッフが育たないのはスタッフのせいではない

最近は人材不足の会社が多いようで、人材やスタッフ育成についての話を聞く機会が増えました。

「なかなか良い人材が来ない」「スタッフがなかなか育たない」いろいろな経営者や人事の方が同じような課題を持っています。


採用コストもどんどん上がり、人手不足で倒産してしまう企業も年々増えていますし、これからもそのようなカタチでの倒産は増えていくでしょう。




人材についての課題の本質部分は各々会社が置かれている状況によるので、一概にこれがいい施策だ!なんていうものはありませんが、大きな経営課題のひとつなので、経営陣は頭を悩ませています。

私自身も、人材についてはまだまだ課題がありますが、やることをやればしっかり人材確保はできるし人材育成はできていくと確信しています。

経営と同じように、人材や採用についても長期視点を取り入れないことには、採用し続けないと回らなくなってしまいます。



そして、残念ながらここの会社は良い人材が集まらないだろうなー。人が育たないだろうなー。と思うことがあります。その見分け方は実は簡単。

ザックリ言うと、良い人材が来ないことやスタッフ育成がうまくいっていないことを、トップである経営者自身または人事部が、「自分の課題と捉えているかどうか…」に尽きると思います。意外と、他人のせいにしているケースがあります。


さらに、「今いるスタッフは使えない」「こんなに良い給料あげてるのに成長しない」

のように、スタッフは会社のために存在している、と勘違いしている経営者にはこれからは人はついてこないと思います。


時代の流れ的に、スタッフは会社のために存在しているのではなく、スタッフのために会社が在るという考え方にシフトしていかないと、どんどん人材不足は深刻になっていく企業が増えていきます。


労働人口が著しく減っている今、ここで働きたい!と思ってもらえるように、企業価値を高めることを怠ってはいけないと、私自身にも言い聞かせています。



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